精神科看護師


<勤務内容>
 ①病棟スタッフ  ②デイケアスタッフ

<業務時間>
 ①日勤9:00~17:30 夜勤17:00~9:30
       (非常勤可、夜勤無し可)
 ②  9:00~17:30

<給  与>
 ○正看護師
  基本給(20歳新卒時) 207,000円~ 経験優遇
  基本給(40歳入職時) 251,000円~ 年齢給採用
  夜勤手当(①のみ4回の場合)39,200円
  交通費 全額支給
  その他、住宅手当て、家族手当、転居費補助制度あり
  昇給年1回、賞与年2回(×4.0)

 ○准看護師
  基本給(20歳新卒時) 167,000円~ 経験優遇
  基本給(40歳入職時) 211,000円~ 年齢給採用
  夜勤手当(①のみ4回の場合)39,200円
  交通費 全額支給
  その他、住宅手当て、家族手当、転居費補助制度あり
  昇給年1回、賞与年2回(×4.0)

 ○看護補助者
  基本給(30歳入職時) 142,000円~ 年齢給採用
  夜勤手当(①のみ4回の場合)23,200円
  交通費 全額支給
  その他、住宅手当て、家族手当、転居費補助制度あり
  昇給年1回、賞与年2回(×4.0)

<休  日>
  31日月は休日9日、30日月は休日8日、日曜、祝日、年末年始、盆休有り

<メッセージ>

看護者が患者さんの力になれる事はどの科も同じ事ですが、精神科の患者さんは求めていることが個々によって違い、それがとても分かりにくい。
その人の生まれ育った環境、生い立ちから多くのエピソード情報が必要になります。
求めていることが理解できた時、力になれる可能性を見出せる、でも力になれないことも多い。
また、患者さんに深く関わることで自分が傷つくこともある。・・・

こんなことばかり書くと精神科看護をやってみようと思う人はいなくなるかもしれない。
精神科看護は報われることが少ない、こんな恵まれない状況下で、我々はチームワークと前向きな思考で乗り切っていく・。
そしてその分、喜びも大きい。
看護者が自分自身と向き合うことによって成長につながることも多い。

袋田病院の新しい病棟へ移行し、看護のあり方についても変革期を迎えている。
大部屋から個室へ、統合失調症圏から感情障害圏の対応へなど。
患者さんから頂く喜びを皆のエネルギーにするために一緒に試行錯誤して下さる仲間を求めています。


看護職員T

「そして現在・・・」

数年前の出来事。彼は強迫神経症という病名だった。
手から血が吹き出してきても手洗いが止まらない。
毎日、衣類には消毒液をかける。
話を聞こうとしても椅子に座れない・・・。 
そのストレスからの暴力行為。
本人にとって、これ程の辛い事は無い。関わりが第一と考える自分にとっても、どうして良いかわからなくなる。“あー、大変だあ” “どう対応したらいいんだよー” と思う。
「本人の辛さを理解して」とより先に思う。こんなに受容しても、必死になって関わっても、彼には通じない。
“参ったなあ”と思う。
それでも何も言わず、黙って話を聞く。
ひたすら受容する。
安心を与えるようにする。
時間をかけて説明する・・・
それから、一緒に泣く、笑う、ふざける、エッチな話をするまでの状況に応じて関わる。
“良い関係が出来たかなあ” と思った時に再度暴力行為。
そんなこんなで数ヶ月。
これで良かったのかと何度も振り返る。
それから一年が経ち、再度不安を聞いている状況。
あれー、椅子に座って話しているじゃん。

そして現在―――
そんな彼がスコップを持ち、汗を流しながら作業している光景を見たとき、久しぶりに胸が熱くなった。

 

看護職員K

「そうけ?・・・」

 袋田病院に勤め、もう2年になろうとしています。
 埼玉から越して来た当初、大子弁がわからず、
 「よばれっけ?」
 と言われたとき、何処へいくのかと思ったら、食べていたのでびっくり!
 「草引きします」
 と言われて何?なんと草取りだったのです。
 いしけえ顔?
 何なの?いつも聞き慣れないせいで、何回も同じ事を聞いていたり、
 いじやける???
 何を言ってるの?と聞くと、今風「ムカツク」。

 しばらく通訳が必要だった私ですが気付くといつのまにか、
 「そうけ?」
 と言っていました。

 私の生まれは山形県で、やはりなまりがありますので馴染んだようです。埼玉の友人と話をすると、「ずいぶんなまったね!」といわれる様になりました。

 

看護職員W

「 変化 」

 袋田病院は大きく変わった。そして、更にまた変わっていくであろう。
 看護でも、患者さんに対する対応が変わってきた。
 大きな変化は、『長期入院患者の退院』ということである。今まで、患者さんの退院は難しい、無理だという意識が私に中にあった。
 日々患者さんと接し、話を聞き、出来る事には対応してきたが、それは病院での生活を考えた対応であって、退院を考えた対応ではなかった。
 当然ながら管理中心で、問題を起こさず平穏な病棟生活を作ってきた。
 ところが、院長から『各病棟で、1年以上長期入院者の退院促進を目標』という課題を受けたことで、考え方や対応が変わってきた。以下のような事である。

 まず、『長期入院でも退院があるという当たり前のことを忘れていた』ことを気付かされた。
 慣れは恐ろしい。知らず知らずのうちに、『退院』ということを忘れていたのである。
 20年30年と入院している人が退院できるとは思えなくなっていたのである。

 次は内服薬についてである。
 退院後のことを考えると、患者さんが自ら薬を管理し、自ら飲み続けていくことが必要である。
 そのためには、病棟でやっておくべきことは何なのかを考えるようになった。
 飲み忘れに対しても、それを注意することよりも、飲み忘れたことを相談できるようにしていくことが大切である。

 私物についても同様で、特にお金の扱いである。
 現金や通帳の管理が患者さんになったことで患者さん自信が工夫するようになったが、使いすぎたり、借りたりして悩んでいる人もいる。

 今まではまず初めに職員が間に入り問題を解決しようとしたが、患者さんに『どうすれば解決していけるか』を考えてもらう、そのためにこちらはどうするのかを考えるようになった。家族への対応も変わった。
 家族と職員が一緒に考えていくことには変わりはないが、患者さんが平穏に病棟生活を続けていくことを前提にしていた対応から、退院するためにはどうするのか、退院してからどうするのかを頭に入れて対応するようになった。

 医療全般でも変化している事は多い。
 これからも色々な事が変わっていくだろう。
 変化は、一時的に後退はあっても前進していく変化でなければならない。
 日々の仕事の中では悩みや迷いも多いが、前進していく変化に対応していきたい。

<お問い合わせ先>
eメール murata@fukuroda-hp.jp
担当 村田