Initial Visit 診療のご案内 訪問看護

訪問看護

業務内容

個人又は、家族の所に訪問をさせて頂き、体調の確認や生活上の悩み事、服薬の確認、服薬の必要性の説明、整理・整頓、障害についての相談など医療上の相談はもちろん、生活の中で発生する人間関係の相談事、食生活、経済的な相談事。食料品、日用品等の買い出し等々、生活に関わる事を含めて一緒に考え対応しています。

当地域では、高齢化率が全国でも高く、精神科のみならず、内科的疾患、特に慢性疾患、成人病を持ちながら生活している高齢者が増えているため、薬局、行政や福祉施設、特にケアマネージャーさんやヘルパーさん達との連携も重要な仕事です。

訪問看護の実績

  • 訪問件数:1ヵ月平均 100~110件(複数、短時間、含む)
  • 受け持ち:約30ケース
  • 訪問地域:大子町、常陸太田市、常陸大宮市、矢祭町(福島県)、大田原市(栃木県)、那珂川町(栃木県)、那須烏山市(栃木県)

スタッフ紹介

訪問看護専属看護師 藤田 勝浩

1960年生まれ。袋田病院が開院した翌年の昭和53年4月に入職しました。あれから40年!

病棟からデイケアそして訪問看護と移ってきました。この間、精神科病院の変遷とともに今に至っています。

訪問看護に携わるようになって感じることは、いかに地域との関係が大切であるかと言う事です。地域の中で生活する方々を、地域に関係する人たちと連携しながらお互いに「安心・安全な社会」を維持することの「大変さ」と「大切さ」を強く感じています。

看護師としての責任に加えて、地域との連携の窓口になれるように、自分自身が地域に入って行くことの必要性を感じ、今は地域の役員とか、学校の役員など、なるべく自分が出来る事には、協力をしています。一方で自分の自己表現として、長年ビックバンドでお世話になって来た先輩と「チンドン屋」を始め、施設のボランティアをしたり、「ギター4人のアンサンブルメンバー」に入ったりしています。

アマチュア無線では、JL1YJL大子アマチュア無線クラブの代表として4年目になります。今年も「常陸の国よさこい祭り」のボランティア活動をします。また、大子警察署との「非常災害通信訓練」「大子町防災訓練」などにも参加しています。大子中学校PTA会長は2年目になりました。その他、大子町青少年相談員連絡協議会監事。大子地区青少年育成町民会議監事。大子地区防犯協会大子支部員。なども担っています。

藤田式2週間服薬管理ボックス

高齢化、多重受診、多職種の関わりの中でいかに服薬管理が正しくできるかを利用者さん達の感想を聞きながら一緒に考え、誰が見ても分かるようにと自作の「藤田式2週間服薬管理ボックス」を開発しました。

お金をかけず箱のリサイクルを兼ねて「物」を「再生」させる事に「こだわり」を持っています。なんと私の「手作り」で「無料」です。皆さんに大切に使い込んで頂いています!